高血圧 ビール

ビールは悪者か

ビールは悪者か?高血圧を考える

高血圧、という言葉を論じるとき、しばしばアルコールがやり玉にあげられます。夏の季節に特においしいビールなどもそうですね。実際、高血圧患者には飲酒を控えるように指導する医師がほとんどです。それはなぜなのでしょうか。アルコールを摂取すると、カリウムなどの「血圧を下げる」成分が体外に排出されやすくなります。その上、アルコールはカテコールアミンなどの「血圧を上げる」成分の動きを活性化させてしまいます。
またはっきりと「これが原因だ!」と断定されてはいませんが、上記のようなことが理由で、「ビールは血圧をあげる」と言われているのでしょう。加えてお酒の肴は塩辛いものが多く、これが「ナトリウムの過剰摂取は敵」である高血圧を悪化させる要因にもなっています。

ビールの効果、断酒の意味

しかしながらビールのホップには血圧降下の作用がある、としている研究結果もあります。加えて、ビールに限らずですが、「適量のお酒を摂取するひとは、まったく飲まないひとより長生きする」というデータもあります。さらに言えば、お酒が好きなひとが完全に「断酒しろ」といわれると、非常にストレスがたまるもの。そしてこのストレスもまた、高血圧の原因になります。
このようなことから考えるに、「ビールは大量に飲むのは問題があるが、肴に気をつけて適量摂取するのなら、高血圧であっても問題がない」といえるでしょう。目安は大瓶1本です。